独航空2位のAir Berlinは15日、従業員(計9,300人)の約10%に当たる900人を2014年末までに削減すると発表した。コスト削減策の一環で、今年と来年に経費を計4億ユーロ圧縮する計画。不採算路線の廃止、航空機の売却も進める。
\欧州の航空市場は競争が激しく、同社は2008年から4年連続で赤字を計上した。累積債務は8億5,320万ユーロに上る。2012年は航空機とマイレージ事業売却の効果で黒字転換が見込まれるものの、経営は依然として厳しい。経営再建に向けてドイツ、オーストリア、スイスおよび収益力の高い路線に経営資源を集中する意向だ。
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