経済紙『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が選んだ上場企業100社(F.A.Z株価指数対象銘柄)の2013年配当額は前年を約5億ユーロ上回る330億ユーロ強となり、08年に記録した過去最高に並ぶ見通しだ。同紙が18日付で報じた。
\100社のうち増配が見込まれるのは53社で、減配の16社を大きく上回る。無配は13社。そのうちAixtron(半導体製造装置)、QSC(通信サービス)、ソーラーワールド(太陽電池)の3社は12年には配当を支給していた。
\14年は100社の配当総額が減少する見通し。配当額が最も多いドイツテレコム(13年:30億ユーロ強)が13年の1株70セントから同50セントに引き下げる方針を打ち出しているうえ、電力大手のエーオン(同23億ユーロ強)とRWE(12億ユーロ強)も減配が予想されるためだ。
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