建設大手の独Bilfinger(マンハイム)は18日、フィルター製造の米Johnson Screensを石油・ガス産業向け設備・サービス大手のWeatherford Internationalから譲り受けると発表した。上下水道関連事業を強化する狙い。取引の成立には独禁当局の承認が必要。買収金額は公表しないことで合意した。
\Johnson Screensはミネソタ州ニュー・ブライトンに本社を置く企業で、従業員数は1,200人、売上高は約1億6,000万ユーロに上る。世界11カ所に工場を持ち、上下水道の浄化フィルターのほか、石油・ガス用のフィルターを製造。関連サービスも手がける。北米、欧州、アジアで事業を展開している。
\同社を買収するとBilfingerの上下水道関連事業の売上高は3億ユーロ強へと倍増する。Bilfingerは2011年秋にも加圧ろ過機メーカーの伊Diemmeを買収した。
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