コンサルティング大手のMcKinseyは23日、航空大手Lufthansaの技術サービス子会社Lufthansa Technikと共同で合弁会社を設立する計画だと発表した。主力の戦略コンサルティング事業はニーズが限られているため、新たな事業分野を開拓する。同社はSNSやブログなどの情報分析を行う合弁(Incite)も2010年に市場調査大手のNielsenと共同で立ち上げている。
\Lufthansa Technikとの新会社は独禁当局の承認を経て今秋にもハンブルクに設立する。Lufthansa Technikが航空機の分野で培ってきた保守・修理のノウハウを化学工場や発電所など他分野でも活用していく考えだ。当面は事業地域をドイツに限定する。従業員数は中期的に50人を見込む。
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