Ifo経済研究所が22日発表した2013年2月のドイツ企業景況感指数は前月の104.3から107.4へと3.1ポイント上昇し、昨年4月以来の高水準となった。改善は4カ月連続で、ハンスヴェルナー・ジン所長は「ドイツ経済は勢いを取り戻す」との見方を示した。
\今後6カ月の事業見通しを示す期待指数は前月の100.6から104.6へと4.0ポイント上昇し、5カ月連続で改善。事業の現状判断を示す指数も同108.1から110.2へと2.1ポイント上がり、2カ月連続で改善した。
\部門別でみると、製造業は期待指数が大幅に上昇し、現状判断も改善した。輸出見通しに関する指数は再び長年の平均を上回ったという。
\建設業と卸売業では期待指数が大きく上昇、現状判断も改善した。建設業の期待指数はドイツ統一（1990年）後の最高を記録したという。小売業では現状判断が改善したものの、期待指数はやや落ち込んだ。
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