独工作機械工業会(VDW)が19日発表した業界の2012年国内生産高(部品・付属品・設置・修理・メインテナンスを含む)は前年比9%増の140億6,000万ユーロとなり、2年連続で大きく拡大した。受注残が多かったことがプラスに働いた格好。新規受注高は10%減の151億4,000万ユーロに落ち込んだ。今年は生産成長率で1%を見込む。
\輸出高(設置・修理・メインテナンスを除く)は20%増の95億1,400万ユーロで、輸出比率は73.4%に達した。最大の輸出先は中国で14%増の23億5,210万ユーロを記録。2位は米国(48%増の9億5,210万ユーロ)、3位はロシア(34%増の4億3,610万ユーロ)だった。国内売上高は中堅・中小企業の投資見合わせが響き、横ばいの68億ユーロにとどまった。
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