ドイツの建設業界団体HDBとZDBは14日発表した共同予測で、2013年の業界売上高が前年比2%増の945億ユーロ(名目)に拡大するとの見通しを明らかにした。冬の悪天候が長引いた影響で、第1四半期売上は減少したものの、業界企業の景気見通しは明るく、今後は回復してくるという。
\共同予測によると、けん引車となるのは今年も住宅建設で、前年比3.5%増の335億ユーロに拡大する。年初時点の受注残高は前年を6%以上上回り、1~2月の着工許可件数も前年同期比で20%増加した。
\商工業建設も受注残が多く、売上高が1%増の345億ユーロに拡大する。12年にドイツ統一後の最低となった公共建設は、今年は1.5%増の265億ユーロまで回復する。
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