屋根材メーカーの独Paul Bauder(シュツットガルト)は23日の決算発表で、同社初の国外工場をオーストリアのブルックに設置すると発表した。2014年から瀝青シートの生産を開始、主に東欧市場向けに出荷する。
\Paul Bauderはドイツ国内に計6工場を持ち、瀝青シートや樹脂シート、断熱材を生産している。ドイツから東欧に輸送するとコストがかさむため、オーストリアに工場を開設する。
\2012年の売上高は4億8,800万ユーロで、前年から4.3%増加した。改築需要が高まっていることが追い風となっており、今年は約5億2,000万ユーロを目指す。同社売上に占める改築向けの割合は3分の2で、新築向けは残り3分の1にとどまる。国外売上比率は約36%。
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