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2014/2/5

経済産業情報

ビール出荷量が独統一後最低に、13年は-2%

この記事の要約

ドイツ連邦統計局は1月30日、国内の醸造所が2013年に出荷したビール(ノンアルコールビール、麦芽飲料、欧州連合=EU=域外からの輸入を除く)の量が前年比2.0%減の9,460万ヘクトリットルとなり、東西ドイツ統一後の最 […]

ドイツ連邦統計局は1月30日、国内の醸造所が2013年に出荷したビール(ノンアルコールビール、麦芽飲料、欧州連合=EU=域外からの輸入を除く)の量が前年比2.0%減の9,460万ヘクトリットルとなり、東西ドイツ統一後の最低を更新したと発表した。減少は7年連続。国内向けも輸出もともに落ち込んだ。

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ビールに炭酸飲料などを混ぜた混合飲料「シャンディ」の出荷量は1.9%減の420万トンで、出荷量全体に占める割合は前年と同じ4.5%だった。

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国内市場向けのビール出荷量は1.7%減の7,970万ヘクトリットルで、こちらも7年連続で縮小した。出荷量に占める割合は84.2%。

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輸出と各醸造所内での自家消費(ともに非課税)の合計は1,490万ヘクトリットルで、3.8%減少した。内訳はEU加盟国向けが8.6%減の1,010万ヘクトリットル、EU域外向けが8.7%増の470万ヘクトリットル、醸造所の自家消費が6.5%減の10万ヘクトリットルだった。

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