フィリップス―LED部品・自動車照明事業を分社化―

電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は6月30日、LED部品、自動車照明事業の分社化方針を発表した。収益力強化に向けた取り組みの一環。新設する会社には外部の投資家の出資を仰ぎ、合弁とする考えだ。今後は照明分野の経営資源をLED電球・システムなど付加価値の高い製品・サービスに絞り込む。

分社化する事業の売上高は計14億ユーロで、分社化手続きは来年上半期に終了する見通し。これに伴うコスト3,000万ユーロを今年下半期に計上する。フィリップは同合弁から引き続き製品供給を受ける。

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