独航空大手のルフトハンザ(フランクフルト)が7月30日発表した2015年1-6月期(上半期)の営業利益(EBIT、調整済み)は前年同期比162.9%増の4億6,800万ユーロと大幅に拡大した。ユーロ安のほか、石油価格の下落で燃料コストが約3億ユーロ低下したことが大きい。売上高は8.5%増の153億6,500万ユーロで、売上高営業利益率(同)は前年同期の1.3%から3.0%に上昇した。
純損益は9億5,400万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(7,900万ユーロ)から大幅に改善した。米格安航空会社(LCC)ジェット・ブルー株の売却益で水準が押し上げられた。