ヴァレオ―独パイカ―を買収、自動運転など強化へ―

自動車部品大手の仏ヴァレオ(パリ)は12月21日、車載通信部品製造の独パイカ―をオーナーのアンドレアス・パイカー社長から完全買収すると発表した。自動運転やコネクテッドカー分野のノウハウを拡充する狙い。買収金額は明らかにしていない。取引の成立には独禁当局の承認が必要。

パイカ―は自動車用の超音波センサーやレーダー、カメラ、レーザースキャナー、ヘッドアップ・ディスプレー、ソフトウエアを手がけている。ドイツのほか、米国、メキシコ、フランス、中国に事業拠点を持ち、従業員数は1,000人強。2015年の売上高は3億1,000万ユーロとなる見通し。

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