独製薬2位のベーリンガー・インゲルハイムは12月22日、オーストリアの首都ウィーンにバイオ医薬品の生産拠点を設置すると発表した。自社製品と受託製造製品の増加を見据えた措置で、2021年から操業を開始する予定だ。
細胞培養に基づくバイオ医薬品の生産拠点をウィーンに設置する。同製法に基づくバイオ医薬品の生産拠点は現在、独ビーベラハに限られている。ウィーンは科学インフラが充実していることから白羽の矢を立てた。新規雇用400人以上を見込む。
ベーリンガーのウィーン工場では現在、微生物を用いてバイオ医薬品を製造している。