ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した独業界の2015年の新規受注指数は物価調整後の実質で前年比1%増と小幅な伸びにとどまった。国内と国外がともに1%増だった。今年は横ばいを見込む。
15年12月の新規受注は11%増加した。ユーロ圏外からの大型受注の効果で国外が17%拡大。ユーロ圏も好調だったという。国内は5%減と振るわなかった。
特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較をみると、10~12月は前年同期比で7%増加した。国内は横ばいだったものの、国外が10%増と大きく伸びた。