陸上風力発電の新設容量、昨年も大幅拡大

独風力エネルギー全国連盟(BWE)は1月27日、国内の陸上風力発電容量が昨年は前年に比べ3,535.77メガワット(MW)増加したと発表した。過去最大を記録した前年(4,385.9MW)に比べると19%少ないものの増加幅はこれまでで2番目に大きい。12月末時点の累積発電容量は4万1,651.50メガワットに達した。

昨年は新設容量が3,730.95MWだった。老朽化した設備ないし出力の小さい設備を大型設備に切り替えるリパワリングはそのうち484.10MWを占めた。撤去された施設の容量が195.18MWだったため、陸上風力発電の純増規模は3,535.77MWとなった。

陸上風力発電風車の昨年の総発電量は78テラワット時に達した。これは2,000万世帯の消費電力に相当する規模で、国内需要の12%に当たる。

上部へスクロール