15年小売売上2.7%増加、94年以来の大きな伸びに

ドイツ連邦統計局が1月29日発表した2015年の小売売上指数(自動車販売店を除く、暫定値)は物価調整後の実質で前年比2.7%増となり、1994年以来の大きな伸びを記録した。小売売上の増加は6年連続。雇用の安定、賃金の上昇、低インフレ、低金利が個人消費を押し上げる原動力となっている。

部門別では通信販売が9.0%増と特に好調だった。インターネット通販市場の急成長が反映された格好。このほか、コスメティック・医薬・衣料品店(3.3%増)も好調だった。食料・飲料・たばこ販売店は2.3%増加した。

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