フォルクスワーゲン―メキシコ工場で生産激減、排ガス不正響く―

メキシコのプエブラにあるフォルクスワーゲン(VW)の自動車工場で1月の生産台数が前年同月比42%減の2万台弱へと大幅に後退した。ディーゼル車排ガス不正問題を受けて米国向けの輸出が激減したことが響いた。メキシコ自動車工業会(AMIA)が9日明らかにした。

米国での1月のVW車販売台数は前年同月比で14.6%減少。そのしわ寄せでメキシコから米国へのVW車の輸出台数は約50%減の1万1,000台弱へと落ち込んだ。