ユーザーの半数がネット犯罪で被害

ドイツのインターネットユーザーの48%がネット犯罪の被害を少なくとも1度、受けていることが、ドイツテレコムの委託で行われたアンケート調査で分かった。最も回答が多かったのはウイルス、トロイの木馬などの「マルウエア」で45%が回答。2位以下を大きく引き離した。2位は「フィッシング」(9%)、3位は「個人情報の盗難」(4%)だった。

一方、ネットユーザーがあまりためらうことなく提供する情報では「氏名」との回答が最も多く、54%に上った。「メールアドレス」と「誕生日」もそれぞれ50%、46%と多い。「住所」と「電話番号」は各29%、21%と少なく、「写真」は13%にとどまった。

情報提供への警戒感は若い世代で低く、30~39歳では氏名の提供に特にためらいがないとの回答が60%、メールアドレスでも同61%に上った。

調査はTNSエムニドがネットユーザー1,070人を対象に実施した。

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