高速道路の渋滞、昨年は20%増加

全ドイツ自動車クラブ(ADAC)が4日発表した国内高速道路の2015年の渋滞距離はのべ約110万キロメートルとなり、前年比で20%も増加した。地球28周分に相当する距離。これまでよりもデータを正確に捕捉できるようになったことほか、交通量と道路工事の増加が反映された格好だ。

運転手が渋滞に巻き込まれた時間はのべ34万1,000時間だった。前年の28万5,000時間から20%増えている。

渋滞が最も多い州はノルトライン・ヴェストファーレンで、全体の32%を占めた。これにバイエルン(18%)、バーデン・ヴュルテンベルク(11%)が続く。3州だけで全体の6割以上を占める。

渋滞が最も多い区間はA3号線のオーバーハウゼン~ケルン間で、2位はA8号線シュツットガルト~カールスルーエ間、3位はA3号線フランクフルト~ヴュルツブルク間だった。

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