ビッグデータ活用、トップは自動車・保険業界

ビッグデータを活用する企業の割合が最も高いのは自動車と保険業界であることが、情報通信業界連盟(Bitkom)が17日発表した独企業アンケート調査結果で分かった。多くの業界でビッグデータ解析の導入を計画・議論している企業が少なくないこともあり、Bitkomは普及のすそ野が今後、急速に拡大するとの見方を示した。

自動車と保険業界でビッグデータをすでに活用している企業の割合はそれぞれ21%に達した。これに化学・製薬が20%、エネルギーが19%で続く。一方、メディア業界は1%と少なく、運輸も2%にとどまった。(グラフ参照)

ビッグデータ解析の導入を計画する企業の割合が最も高いのはIT・電機で16%に上った。2位は保険(13%)、3位はヘルスケア(10%)だった。

調査はBitkomの調査機関ビットコム・リサーチがコンサルティング大手KPMGの協力を受けて従業員100人以上の企業706社を対象に実施した。

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