スマホ売上100億ユーロ突破

情報通信業界連盟（Bitkom）が16日発表したドイツの2015年のスマートフォン販売台数は2,620万台となり、前年比で7.4％増加した。スマホは製品としてすでに成熟しているものの、機種の大型化や決済などの新機能、カメラ性能の向上を背景に需要が拡大。スマホ売上高は22％増の103億ユーロと急拡大し、初めて100億ユーロの大台に乗った。

売上成長率が販売増加率を大きく上回ったのは高価格帯のニーズが高まっているためで、平均価格は前年の348ユーロから395ユーロへと14％上昇した。

今年は販売台数で7.5％増の2,820万台、売上高で0.7％増の104億ユーロ、平均価格で370ユーロを見込む。