連邦統計局によると、ドイツの空港を離発着する旅客機の利用者数は昨年1億9,386万1,000人となり、前年比で4.0%増加した。国際線が4.4%増えて全体をけん引。国内線も1.5%伸びた。
国際線ではアジアが7.2%増と特に好調だった。日本(11.2%増)、アラブ首長国連邦(11.1%増)、イスラエル(10.3%増)が2ケタ台の伸びを記録。中国(香港を含む)も6.8%増えた。
欧州は4.5%増。主要国ではトルコ(7.8%増)、英国(6.3%増)、イタリア(6.2%増)の伸び率が大きかった。フランスは1.3%落ち込んだ。
南北アメリカ大陸は0.3%の増加にとどまった。米国が0.6%減少したことが響いた格好。メキシコは7.8%増と好調だった。
アフリカは3.3%増加した。エジプトが23.6%増と大幅に拡大。チュニジアはテロの影響で35.4%減少した。同国は下半期に限ると減少幅が49.2%に上る。