自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は2日、大卒者の採用数を今年は1万4,000人とする計画を発表した。「モノのインターネット(IoT)」の重要性が高まっていることを踏まえ、特にIT、ソフトウエア分野の要員を獲得したい考えだ。
地域別ではアジア・太平洋が最も多く、7,500人(前年から200人増)を採用。インドと中国はそれぞれ3,500人、2,500人を予定する。
欧州は1,700人増の4,800人で、ドイツ本国は900人増の2,100人。南北アメリカ大陸は400人増の1,500人を予定する。
同社は昨年、大卒者以外も含めて3万7,000人を新規採用した。退職者を差し引いた実質の増員規模は1万7,600人で、昨年末時点の従業員総数は37万5,000人だった。ソフト開発要員は1万5,000人を超える。