リコール件数、昨年は約40%増加

ドイツ連邦陸運局(KBA)が3月30日発表した昨年の車両リコール件数は326件に達し、前年比で39%増加した。増加は3年連続。一昨年も同31%増加しており、リコール件数は急速に増えている。

昨年のリコールのうち55%に当たる178件は、不具合の重大性などを踏まえKBAの監督下で行われた。

リコールの対象となった車両の台数は前年比8%増の165万3,314台となり、2年連続で過去最高を更新した。対象車両数は10年にはじめて100万台を突破。その後13年までは100万台未満にとどまっていたが、14年に153万台へと急増し、今年はさらに拡大した。

KBAによると、量販車のリコール件数が増えるとリコール台数が増加しやすいという。