三菱重工業―風力発電設備合弁への出資引き上げず―

三菱重工業は4月28日、デンマーク企業ヴェスタスと折半出資で運営する洋上風力発電設備合弁会社、MHIヴェスタス・オフショア・ウインドへの出資比率を維持すると発表した。同合弁に対する支援体制を検討した結果、急成長している洋上風力発電市場でトップメーカーとして勝ち残っていくためには今後も両社対等の協力関係を維持することが最適と判断。株式1%を追加取得する権利を行使しなかった。

両社は2013年、MHIヴェスタスを折半出資で設立することで合意。三菱重工は16年にコールオプションを行使し、出資比率を51%に引き上げる権利を保有していた。

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