65歳以上の高齢者の28%がスマートフォンを利用していることが、独情報通信業界連盟(Bitkom)の調査で分かった。大型画面のいわゆるファブレットや使い勝手の良さ、高齢者のニーズに見合ったアプリが需要を押し上げており、利用者の50%は「スマホのおかげで日常生活が楽になった」と回答。「スマホなしの生活は考えられない」も25%と多かった。
スマホで最も多く利用する機能は通話で、全体の76%が回答した。これに「写真・ビデオ撮影」が35%、「目覚まし機能」が33%、SMSが27%で続く。
スマホの利用時間は1日当たり平均14分で、全世代(14歳以上)の平均(82分)を大きく下回った。スマホ普及率も全世代平均(74%)よりも大幅に低い。50~64歳の年齢層は83%に上っている。