フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は3日、採用基準が厳しい「プライム・スタンダード」の銘柄入れ替えを発表した。DAXに次ぐ株価指数MDAXにベアリング大手のシェフラーを採用。POSシステム・ATM大手のウィンコール・ニックスドルフは1ランク下のSDAXに引き下げる。入れ替えは20日付で行われる。
ウィンコール・ニックスドルフは昨年11月、米同業ディボールドと合併合意した。合併はディボールドがウィンコール・ニックスドルフを買収する形で実施する。これに伴いウィンコール・ニックスドルフはMDAXの採用基準を満たさなくなったため、ドイツ取引所は今回の入れ替えを決めた。