電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は21日、中国の天然ガス業者である山西天然气(Shanxi Natural Gas)からガスタービン「SGT-800」4基と付随する発電機4基を受注したと発表した。SGT-800を中国で受注するのは今回が初めて。山西省内の2カ所に建設されるコンバインドサイクル発電所で用いられる。来年7月の稼働開始を予定している。受注額は明らかにしていない。
同2カ所の発電所では燃料に水素の含有量が多いコールベッドメタン(CBM)が用いられる。SGT-800は幅広い種類の燃料に対応できるため、CBMでも利用できるという。