独電気電子工業会(ZVEI)は8日、ドイツの住宅の大半は電気自動車(EV)など電気駆動車の充電に対応しておらず、充電を行うと過大な負担がかかるとして注意を促した。EVやプラグインハイブリッド車の購入者に助成金を交付するルールが最近、施行されたことから、トラブルが増える恐れがあると指摘。電気駆動車の重電を安全に行えるようにした世帯に助成金を交付することを政府に要求した。
ZVEIによると、1950年から80年にかけて建造された家屋は、ドイツ工業規格(DIN)が推奨する最低基準を満たしておらず、特に危険性が高いという。