自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は7日、VWブランド工場の環境負荷を2018年までに25%低減するとした目標を3年前倒しの15年に達成したと発表した。目標実現に向けて計5,000の具体策を考案。そのうち2,500以上を実施した。
VWはサステナビリティ戦略「シンク・ブルー・ファクトリー(Think Blue.Factory)」を11年に開始。LED照明の採用や排熱利用、地熱利用などを通して環境に優しい工場の実現に取り組んでいる。
この結果、15年時点の環境負荷は10年比で25.3%低減した。具体的にはエネルギー消費量で24.7%、二酸化炭素(CO2)排出量で29.1%、ゴミの廃棄量で46.5%、水の使用量で18.2%、溶剤の使用量で8.2%の削減を実現した。