ビルフィンガー―洋上風力関連事業を売却―

産業サービス大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は5日、洋上風力発電用基盤の製造・設置事業から撤退すると発表した。産業サービス分野に経営資源を絞り込む戦略を受けた措置で、基盤の製造事業を産業持ち株会社の独VTCグループ、同設置事業を海洋建設の蘭ヴァンオード(Van Oord)にそれぞれ売却する。取引金額は公表しないことで合意した。

VTCに売却するのは、ポーランドの投資会社マースと共同出資する現地合弁会社ビルフィンガー・マース・オフショアの資本62.5%。マースは同合弁の残り37.5%を引き続き保持する。

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