クーカ

中国の家電大手の美的集団は8日、独産業ロボット大手クーカに対する株式公開買い付け(TOB)で最終的に同株94.55%を取得したと発表した。これを受けクーカ株はフランクフルト証券取引所のMDAX(DAXに次ぐ株式指数)採用銘柄から除外されることになった。浮動株比率が10%を割り込み、同採用基準を満たさなくなったため。美的集団はクーカのスクイズアウト(他の株主からの強制的な株式の買い上げ)と上場廃止を2023年まで行わないことを取り決めているため、クーカ株の上場は継続される。

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