電動スクーターのシェアサービス、ボッシュがベルリンで開始

自動車部品大手の独ボッシュは3日、電動スクーターのシェアリングサービスをベルリンで開始した。車両数は200台。ニーズが確認できれば、サービスを段階的に拡大していく。

子会社クー(Coup)を通して同サービスを展開する。スクーターは台湾企業ゴゴロ(Gogoro)の製品を利用。最高速度は時速45キロで、座席下のボックスにはヘルメット1個と交換用電池2個が収納されている。航続距離は100キロ。

利用者はスマホアプリで最寄りの電動スクーターを見つけて予約する。スマホの操作で収納ボックスからヘルメットを取り出して電源を入れる。料金は30分3ユーロと1日20ユーロの2種類。利用後は市内に乗り捨てることができ、利用者が充電をする必要もない。

シェアリング用プラットフォームはボストン・コンサルティング・グループの子会社BCGデジタル・ベンチャーズと共同開発した。今後の利用状況を踏まえてサービスを新たに開発していく。

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