パナソニックは1日、コンサートホールでのライブ体験を高品位かつリアルに家庭や車室内に届けるための技術開発に向けベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と協業することで基本合意したと発表した。協業の詳細は今後、両者で検討していく。
パナソニックはベルリン・フィルのインターネット・コンサート映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」で、4K・HDR映像およびハイレゾ・オーディオへのアップグレードをサポート。ベルリン・フィルの演奏がより高い解像度で再現され、全世界にストリームされるようにする。ベルリン・フィルハーモニー・ホール内の映像スタジオには来年、パナソニックの最先端4K技術・機器が導入される。
ベルリン・フィルはパナソニックのハイエンド・オーディオ・ブランドであるテクニクスと協業する。デジタル技術や将来的な音楽配信技術のほか、高品位アナログ技術の分野でも共同プロジェクトを行う予定だ。