フォルクスワーゲン―ゴルフのEVモデル、ドレスデンで生産へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は17日、ハッチバック車「ゴルフ」の電気自動車(EV)「eゴルフ」をドイツ東部のドレスデン工場で生産すると発表した。これにより同工場で手がける電気駆動車は4種類に拡大する。VWは今月初旬、ドレスデンをEモビリティのモデル都市とすることで同市と基本合意しており、これを踏まえて今回の決定を下した。

ドレスデン工場に2,000万ユーロ強を投じて来年4月からeゴルフの新モデルを生産する。同モデルの航続距離は新欧州ドライビングサイクル(NEFZ)ベースで最大300キロメートル。VWは同モデルをゴルフのマザー工場であるヴォルフスブルク本社工場でも生産する。

ドレスデン工場では現在、EV「eアップ」、プラグインハイブリッド車「ゴルフGTE」「パサートGTE」を生産している。

上部へスクロール