後発医薬品・一般医薬品製造の独シュターダ(バート・フィルベル)は21日、サプリメント製造の英ネイチャーズ・エイドを同日付で買収したと発表した。シュターダは収益力の高いブランド品事業を強化しており、その方針に基づいてビタミン剤などの有力メーカーであるネイチャーズ・エイドを取得した。買収金額は明らかにしていない。
ネイチャーズ・エイドは1981年の設立で、従業員数は60人弱。2016年6月通期の売上高は730万ポンド、営業利益(EBITDA)は190万ポンドだった。売り上げの約80%を英国内での販売が占めている。海外40カ国以上で製品を販売する。
シュターダは現地子会社ソーントン・アンド・ロスとネイチャーズ・エイドの相乗効果を見込んでいる。