ドイツ連邦統計局が16日発表した国内鉱工業界の2015年の設備投資額は前年比3.5%増の598億ユーロとなり、08年に記録した過去最高(600億ユーロ)に大きく近づいた。伸び率が最も大きかった業界はゴム・樹脂製品で16.4%を記録。これに情報機器/電子・光学製品(10.6%増)、食品・飼料(5.8%増)、自動車・自動車部品(5.2%増)が続いた。電気設備は3.0%減と振るわず、化学も1.7%落ち込んだ。(表を参照)
鉱工業界の設備投資に占める割合が最も大きい業界は自動車・自動車部品で、24%に上った。2位の機械(11%)に大きく水をあけている。(グラフ参照)