フォルクスワーゲン―アルジェリアで合弁生産へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は27日、VWグループ車の販売を手がけるアルジェリア企業SOVACと共同で現地に合弁生産会社を設立すると発表した。同国での販売を拡大するために現地生産に踏み切る。

SOVACプロダクションという名の合弁会社を設立する。VWの出資比率は50%未満。

首都アルジェから西に220キロのルリザンヌに組立ホールを設置して来春から操業を開始する。生産能力は段階的に引き上げていき、最終的に1日当たり100台以上とする計画だ。生産するのはVW「ゴルフ」、セアト「イビサ」、シュコダ「オクタビア」、VW「キャディ」の4モデル。

SOVACはVWグループの車両を2001年から販売しており、昨年の販売実績は3万台に上った。

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