独リース企業全国連盟(BDL)は24日、国内リース市場規模が今年は568億ユーロとなり前年比で8.5%拡大するとの見通しを明らかにした。規模は小さいものの不動産リースが78.9%増の17億ユーロと大幅に拡大。動産リースも7.2%伸びて551億ユーロとなる。
ドイツ国内の総投資額は2.5%増の3,508億ユーロとなる見通し。総投資額に占めるリースの割合(リース比率)は16.2%で、前年の15.3%から0.9ポイント上昇する(グラフ参照)。
伸び率が最も大きいリース部門は工場・倉庫などで、98.9%に達する見通し。これに航空機・船舶・鉄道車両(76.3%)、商業・オフィス施設(62.7%)が続く。自動車は8.6%、生産用機械(フォークリフトと建機を含む)は5.3%を見込んでいる。
部門別のシェアは自動車が74.6%と全体の4分の3を占める。2位は生産用機械(10.0%)、3位はオフィス機器(コンピューターを含む、5.8%)。