ドイツの一世帯当たりの消費支出は月額2,391ユーロ(2015年)で、その36%に当たる859ユーロを住宅・光熱費が占めることが、連邦統計局の発表で分かった。ダントツで大きな支出項目で、2位以下に大差を付けている。
2番目に大きな支出項目は食料品・飲料・たばこで、全体に占める割合は14%だった。3位は交通(13%)、4位は余暇・娯楽・文化(10%)となっている。(グラフ参照)
住宅・光熱費を世帯規模(人員数ベース)別でみると、単身世帯は平均628ユーロで、消費支出に占める割合は41%だった。二人世帯では同割合が35%(額961ユーロ)、四人世帯は33%(1,183ユーロ)、五人以上の世帯は31%(1,256ユーロ)となっており、世帯の人数が多いほど、住宅・光熱費の割合が低いことが分かる。