独自動車部品大手コンチネンタルのゴム・プラスチック子会社であるコンチテック(ハノーバー)はこのほど、中国江蘇省東南部の常熟市にエラストマーコーティング工場を開設したと発表した。投資額は約2,000万ユーロで、敷地面積は5,700平方メートル。鉄道車両の連結蛇腹ホロや燃料タンク、救命ボート、潜水用ドライスーツなどに使われる高機能エラストマーコーティング材を生産する。
環境に配慮して設計された新工場は最新の排気処理設備を持ち、排気量は中国政府が定める基準の10分の1以下となる。また、最新の外断熱工法により画期的なエネルギー節約工場を実現している。
従業員数は現在25人で、今後増員する予定。製品は中国とアジアの顧客に供給していく。