工作機械業界好調、1-3月期受注6%増加

独工作機械工業会(VDW)が3日発表した独業界の1-3月期(第1四半期)の新規受注高は前年同期比で6%増加した。ユーロ圏(ドイツを除く)が23%増と好調で、国外が8%拡大。国内も2%伸びた。最大市場の中国は自動車業界の大型プロジェクトがけん引車となり、幅広い分野で需要が伸びているという。

部門別では金属成形機が好調で、13%の伸びを記録した。国内と国外がともに13%増加した。

業界売上の約70%を占める切削機は3%増と小幅な伸びにとどまった。国外が6%拡大したものの、国内が4%減少して足を強く引っ張った。

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