ドイツ鉄道―高速鉄道車両を近代化―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)が高速鉄道ICEの車両を近代化する。車内の快適性を高めるとともに最新のデジタル技術を搭載する考えで、総額2億1,000万ユーロを投資する。広報担当者が18日、ニュルンベルクのメインテナンス工場で明らかにした。

ICEの最新世代である「ICE3」の全車両(66編成)を近代化する。荷物、ベビーカー、車椅子用のスペースを広げるほか、計3万5,000平方メートルのカーペットを張り替える。また、欧州統一列車制御システム「ETCS」を装備して安全性を高めるとともに、運転手が最新情報をリアルタイムで得られるようにする。

すでに3編成で近代化作業を終了。2020年までに66編成すべてで作業を完了する。

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