エアバッグ問題でBMWなど4社が和解

タカタ製エアバッグの欠陥問題に絡む米国の集団訴訟でBMWやトヨタなど独日の自動車メーカー4社が和解した。裁判所の文書で18日に明らかになったもので、計5億5,300万ドルを支払う。和解合意は裁判所の承認を経て発効する。

和解に応じたのはBMW、トヨタ、マツダ、スバルの4社。和解金はトヨタの2億7,850万ドルが最大で、これにBMW（1億3,100万ドル）、マツダ（7,600万ドル）、スバル（6,800万ドル）が続いた。ホンダ、日産、フォードはこれまでのところ和解に応じていない。

これらの企業はタカタ製エアバッグの問題を知りながら自社製品に搭載してきたとして提訴された。BMWなど4社は法的責任を否認しているものの、和解に応じた。