ボッシュ―天津のスマートシティ計画に協力―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は20日、中国の天津市が計画するスマートシティ・プロジェクトに協力することで合意した。同分野でこれまでに培ったノウハウを提供していく。

スマートシティはモノのインターネット(IoT)を活用して基礎インフラと生活インフラを効率的に管理・運営し、生活の質の向上とさらなる経済発展を図る都市。天津市は「スマート天津」というプロジェクトを計画しており、ボッシュとともに同市に見合った“オーダーメイド”のソリューションを開発していく。スマート天津は中国の他の都市が今後、取り組むスマートシティ・プロジェクトの手本と位置づけられている。

ボッシュはすでにシンガポール、サンフランシスコ、シュツットガルト、ベルリン、ハンブルク港でスマートシティ・プロジェクトに関与。交通、エネルギー、建造物、セキュリティ、電子政府分野でノウハウを持っている。天津では現地に事務所を開設し、市当局と緊密に協働していく。

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