再生可能エネルギー全国連盟(BEE)が2日発表したドイツ国内での上半期の再生可能エネルギー使用量は217.05テラワット時(TWh)となり、前年同期比で4.5%増加した。エネルギー消費量全体に占める割合は15.2%で、前年同期の14.8%から0.4ポイント拡大した。
全体をけん引したのは電力部門で、8.6%増の105.04TWhへと拡大。総電力消費量に占める割合は32.7%から35.1%へと上昇した。
熱部門の再生エネ消費量は前年同期比2%増の96.64TWhで、熱消費量全体に占める割合は13.3%から13.6%へと上昇した。
交通部門(バイオディーゼルやバイオエタノール、再生エネ電力)の再生エネ消費量は6.1%減の15.36TWhに後退し、交通部門全体のエネルギー消費量に占める割合は5.5%から5.1%へと低下した。
再生エネ全体に占める割合が最も高いのは電力で48%に上った。これに熱が45%で続き、交通は7%にとどまった。