コンチネンタル―売上予測引き上げ―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は3日、2017年12月期の売上高予測を上方修正した。1-6月期(上半期)の業績が好調だったためで、従来予測の「435億ユーロ以上」から「440億ユーロ以上」へと引き上げた。

1-6月期の売上高は220億3,290万ユーロで、前年同期を10%上回った。車両システム部門とタイヤなどゴム製品を手がけるラバー部門でともに増収を確保した。

営業利益(EBIT)は1%減の22億6,740万ユーロへと落ち込んだ。原料費の値上がりでラバー部門が11%の減益となったことが響いた格好。車両システム部門は15%増の10億7,950万ユーロへと拡大した。純利益は9%減の14億9,500万ユーロに縮小した。

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