白物家電市場、上期は約2%拡大

独電気電子工業会(ZVEI)は17日、ドイツの大型白物家電市場が上半期は前年同期比で約2%拡大したことを明らかにした。経済の良好な枠組み条件のほか、住宅需要の増加が追い風となっており、小型白物家電市場も約2%成長した。

大型家電で需要が特に増えているのは組み込みタイプの食洗器とオーブン、電磁調理器、ヒートポンプ式洗濯乾燥機。小型家電ではハンディタイプのコードレス掃除機、ロボット掃除機、全自動コーヒーメーカーの人気が高まっている。売上シェアは10%未満にとどまるものの、スマート家電の販売も増えており、2017年の売上高は前年比で倍増する見通しだ。

ZVEIの最新予測によると、17年の白物家電市場規模は前年比で1~3%拡大する見通し。大型と小型家電でともに1~3%の伸びを見込んでいる。

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