ドイツ連邦統計局が17日発表した上半期(1~6月)の建築許可件数(増改築を含む)は前年同期比7.3%減の16万9,454件と大きく落ち込んだ。増改築や一世帯・二世帯住宅の減少が響いた格好。低金利や移民の増加、都市への人口集中を背景に3世帯以上の集合住宅はこれまでに引き続き増加した。
新築住宅の許可件数は14万6,947件で、前年同期を4.9%下回った。一世帯住宅が9.5%減少。二世帯住宅も2.2%落ち込んだ。集合住宅は1.8%増の8万2,088件となり、上半期では1997年以来の高水準に達した。
難民流入が大幅に減少していることから、受け入れ施設となる寮の件数は31.8%減の8,461件と大幅に落ち込んだ。
