4-6月のGDP、内需主導で0.6%増に

ドイツ連邦統計局は25日、2017年4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率(物価・季節要因・営業日数調整値)は0.6%で、速報値と変わらず、前期(同0.7%)に引き続き高い伸びを記録した。

成長をけん引したのは内需で1.0%増加。GDP成長率(0.6%)に対する内需の寄与度は1.0ポイントに達した。寄与度は個人消費(民間最終消費支出)が0.4ポイントと特に高く、設備投資と建設投資もプラス成長にそれぞれ0.1ポイント寄与した。在庫調整の寄与度は0.2ポイントだった。

外需は寄与度がマイナス0.3ポイントとなり、成長率の押し下げ要因となった。輸出の伸びが輸入の伸びを下回ったことが響いた。(表を参照)

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